スケッチ・コラム 第15回『都七福神で一年の幸運を‼ 』
令和八年は午年。さて、どんな一年が待っているのでしょうか?

京都には、神様が祀られる寺社を巡って一年の幸運を祈る、「都七福神めぐり」があります。
お正月に七福神の乗った宝船の絵を枕の下において寝ると、良い夢が見られ一年が幸運に恵まれるそうです。
写真は寿老神の神様が祀られている行願寺。

一列に並んだ七福神の神様は、ベレー帽やニット帽に色とりどりのマフラーをしていました。

行願寺は、革堂(こうどう)とも呼ばれ、寿老神の神様が連れている鹿にゆかりのあるお寺です。
とてもユニークなのは、萬福寺の布袋さま。

写真だとわかりにくいのですが、大きなお腹の布袋さまは3mぐらいの大きさです。
普段なかなか参拝できない七福神のお寺や神社めぐりは、きっと新しい発見があります。
七福神めぐりは、どのお寺や神社から回っても問題ありません。
南北に少し離れたところにあるので、事前の行程づくりが大切だと思います。

都七福神は、大黒天(妙円寺)、福禄寿(赤山禅院)、寿老神(行願寺)、ゑびす(京都ゑびす神社)、弁財天(六波羅蜜寺)、毘沙門天(東寺)、布袋(萬福寺)です。
