スケッチ・コラム 第13回『ねじりまんぽ』
かつて琵琶湖疎水の舟運ルートの一区間をつとめていた蹴上インクライン。

桜の季節はインスタ映えするスポットとして人気があります。
その真下にあるのが、「ねじりまんぽ」です。
渦を巻くような形で螺旋状にれんがを積んでインクラインを行き交う船を乗せた台車の重さに耐えられるように造られています。

「まんぽ」は、中部から近畿地方の方言で、線路の下をくぐるトンネルを意味していました。
明治になって日本に本格的な鉄道技術が普及すると、「ねじりまんぽ」は全国に広がっていきました。

大正に入るとコンクリートの橋が普及し始め、その建設は終わりをむかえます。
京都でも珍しい「ねじりまんぽ」は、東山区東小物座町(地下鉄・蹴上駅1番出口、徒歩2分)で見られます。
