スケッチ・コラム 第5回『カレーうどん』
西尾八ツ橋さんは、江戸の元禄時代に創業した八ツ橋のお店です。
八ツ橋は、米粉、砂糖、ニッキ(シナモン)を混ぜて蒸した生地を薄く伸ばして焼いた堅焼き煎餅と、生地を焼かずに切ったまま食べる生八ツ橋があります。
ところで、八ツ橋を求めて本場の聖護院まで出かけたら、ぜひ、西尾八ツ橋別亭の食事処に寄ってください。
お勧めは、カレーうどん。
京都の出汁が効いたカレーうどんを食べると他のうどんがちょっと物足りないと感じられるのでは。
数寄屋風書院造の建物と樹齢数百年の椋の木がある庭園を愉しみながら、春のひと時を過ごされてはいかがでしょうか?